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青少年と未来をつなぐ教室in荒砥中学校
2024年2月14日に前橋市立荒砥中学校にて開催されました「青少年と未来をつなぐ教室」に参加致しました。
「青少年と未来をつなぐ教室」とは
市内中学校を中心として実施する、地域の大人による職業教室です。平成26年度に、公益社団法人前橋青年会議所主催で実施した後、平成27年度は、まえばし市民提案型パートナーシップ事業に採択され、前橋市と協働で実施いたしました。そして平成28年度以降、本事業は前橋市教育委員会が主管となり、本実行委員会が業務委託を受けて運営・実施することになりました。コロナ禍においても実施を続け、令和4年度には、希望するすべての市内中学校での1回以上の開催を完了しました。これまで、多くの子ども達の職業観・人生観を広げ、地域の未来の希望を膨らませてきています。
~『青少年と未来をつなぐ教室のしおり』より~
弊社の社長がJC理事長時代に発起人となり立ち上げた地域の子供たちへの事業で、実行委員会の一員です。
前回の大胡中学校の回に引き続き、工場勤務から配送まで会社のあらゆる職種を経験してきた若手の営業と元CAMオペレーターで現在は総務部兼営業補佐として働く事務員と中学生に一番近い立場にある、社会人2年目の営業の社員3人で鉄鋼業界の魅力と、社会人になるまでに知っておくと為になる話をさせていただきました。
そして弊社には荒砥中を卒業した先輩社員もおります。
一番近い学区内の未来を担う後輩たちの為にバレンタインデーという事で番貞鋼材より愛をこめて素敵なプレゼントをご用意させて頂きました。
チョコレート色の鉄製荒砥中校章モチーフを弊社の各部門のプロフェッショナル達が精魂込めて作り上げました。
講話の中でもお話させて頂きましたが、CADデータを作成するところから始まり、本社工場では、細くて細かい部分も出せるようにレーザー切断機の加工スペックに合う様に設定と製図の試作を重ね、(試作品と加工機を囲む背中達はドキュメンタリー番組さながらでした)
第二工場では、一枚一枚表面の研磨をして、
鋼材用塗料にて赤く塗装してさらに表面を美しく仕上げました。
講話を聞きに来てくれた荒砥中学校の生徒の皆さんは、色々と鋼材の見本を持って行った中でもこの校章モチーフの切板が一番興味深かったようです。
切断作業や塗装作業中の動画を流したところ、みんな興味を持って観てくれていました。
質疑応答では、鉄についてのマニアックな質問から働くとどれくらいお金がもらえるとか休みは何日位あるか等採用面接の様な質問まで有りましたが、ものづくりをする仕事や働くことに少しでも興味を持ってもらえて嬉しかったです。
前回も書きましたが「知識と経験は誰にも奪う事の出来ない財産」です。
荒砥中出身の先輩社員が荒砥中に通っていた時に今の仕事に繋がる能力を芽生えさせてくれた先生に出会った様に、今回の私達の講話が、聴いてくれた生徒の皆さんの知識となって将来の仕事に少しでも繋がることが有りましたら何よりです。
#CSR