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中学生職場体験受け入れ

2025/09/08

2025年9月3日~4日に前橋市立荒砥中学校の2年生男子3人の職場体験受け入れを致しました。

弊社は荒砥中学校の学区内にあり、去年一昨年の1月に『青少年と未来をつなぐ教室』の職業講話の講師として学校へ訪問させて頂き中学1年生の生徒に向けて、ものづくりのお仕事について説明をさせて頂きました。

そして中学2年生の職場体験協力も今年で2年目になります。今回はテニス部3人組。色々な話をしながらとても和やかな雰囲気での体験になりました。

2日間の工程にて事務・切板加工・鋼材加工・コラム工場・配送・溶接の仕事を各職場を回り体験・見学してもらいました。

 

事務体験として、電話対応や来客対応(お茶出し)、材料手配や伝票入力。

切板加工体験として、切板専用CADを使っての切板加工指示作成と工場にて実際のレーザー加工機操作。

第二工場では鋼材加工体験として、鋼材加工用CADを使って鋼材加工指示作成と、自分が作成したデータで実際に機械が加工するところを見学。

配送業務体験として、大型トラックに乗車したり、午後の配達の積込を見学したり配送のお仕事についてお話しました。

コラム工場では、コラム開先加工機の操作を体験。

六供テクノ工場へ行き、溶接加工も見学しました。

様々な業務を担当するスタッフから仕事についての楽しさや大変さ、心構えを学んでもらえたと思います。

 

本日午後に、中学生3人が本社事務所へお礼のお手紙を持ってきてくれました。

本人たちに了承を得たので一部抜粋させて頂きたいと思います。


二日間の学習の中で特に私が学んだことは、「鉄の加工の大変さ」です。鉄を加工するときパソコンで鉄の設計をして鉄を切るという事がとても大変なことでした。

お客さんから電話などで注文をもらって設計をし、鉄を加工するなど時間を気にしながら効率よく作業を進めていくためには、できるだけ早めに設計をする工夫が必要でした。

その他にも私たちが作業していてわからないことがあった時に優しく教えてくれたときや、常に笑顔で色々な人と接していたことがとても印象的でした。私達が使っているスーパーなどを快適に利用できるのは番貞鋼材の皆さんのおかげだと、知ることができました。


二日間の体験で一番難しかったことはパソコンで鋼材の設計です。一つ一つ線を引くのが難しかったです。特にむずかしかったことは、丸四角三角です。一つずつ線を引いて作るから大変でむずかしかったです。色々工夫が必要でした。初めて分かったことは、鉄を切ることと鉄を削ることです。鉄は機械を使って切るのは初めて知りました。鉄は機械で回しながら削ることを知らなかったのでびっくりしました。楽しかったことは、パソコンで鉄などの資材の数を計算するのが楽しかったです。うれしかったことは、電話に出て最初はすこしまちがったりもしたけどやっていくうちにだんだんできるようになったことです。


二日間の学習の中で特に私が学んだことは、「お客様のご希望に応えることの大切さ」です。

お客様のご希望された時間の中で、行うべき作業を終えるということは、私が想像していたより大変な事でした。納期までに作る伝票や電話対応、パソコンでの鉄の設計など、時間に気を配りながら効率よく作業を進めていくには様々な工夫が必要でした。初めてのことでミスをしてもスタッフの皆さんが丁寧に教えてくれたのでとても分かりやすかったです。

その他にもスタッフの皆さんが仲の良い姿や、どんなに忙しくても笑顔を絶やさない姿がとても印象的でした。私たちが普段快適に生活できているのは番貞鋼材のスタッフの皆さんのおかげなのだと知ることができました。


原文通りに載せてあります。仕事の苦労が報われる、ありがたい感想ありがとうございます。

3日ぶりに、お礼の手紙を持って本社事務所にきてくれた時に「この事務所に来るのが懐かしい感じがする」と言ってくれたので、2日間番貞の「仲間」の一員として真摯に仕事に取り組んでくれたことがよくわかりました。

鉄というものに関わる色々な観点からの発見が有ったことや、この経験が将来の彼らの職業選びに活かしてもらえたら何よりうれしいです。

そして数年後に、通勤利便性最強な番貞鋼材の「仲間」になってくれたらもっとうれしいです。

最後にお土産に今回も体験の写真をコラージュしてラミネート加工したものを渡して職場体験業務終了いたしました。

皆さん大変お疲れ様でした。

今回、事務仕事体験として職場体験生にお電話受けさせていただきましたお取引先の皆様、ご来社の際対応させて頂きましたお取引先の皆様。温かくご対応頂きありがとうございました。感謝申し上げます。

 

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